2018年09月27日
海洋未来イノベーション機構山本郁夫教授らのリハビリロボット開発の研究がSCI国際ジャーナル誌Sensors and Materialsに掲載されました。1) これは主に脳卒中患者らを対象とした上肢リハビリロボット(図1)の開発をまとめたもので、両手でグリップを把持し健常な片手の動作でミラー効果により麻痺している手のリハビリを行います。医学部保健学科(東登志夫教授他)の協力を得て患者の意欲を高めるインターフェース部の強化を行い、ロボットを設置した複数の病院(九州労災病院他)で回復効果が認められました。本ロボットは作業者、高齢者の手の動作機能回復にも役立つと期待されます。また、研究内容は2018年9月26日〜28日東京ビックサイトでのSENSOR EXPO JAPAN 2018にて紹介(図2)し、併せて東教授らと共同開発し臨床効果が認められた上肢関節可動域訓練装置(図3)の実機デモを行いました。 1) |
図1 上肢リハビリロボット |
図2 上肢リハビリロボット説明パネル |
図3 上肢関節可動域訓練装置 |