2016年06月30日
原爆後障害医療研究所の折田真紀子助教のグループが行った「Concentrations of Radiocesium in Local Foods Collected in Kawauchi Village after the Accident at the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station(福島第一原子力発電所事故後の福島県川内村における地元食材の放射性セシウム濃度)」と題する論文が、6月23日付のScientific Reports誌に掲載されました。 2011年3月の事故後、福島ではいち早く暫定基準値(現在は基準値)が設定され、これを上回る食品については流通制限を行って市場に出回らないようにすることで、住民の内部被ばく低減化が図られてきました。一方で、住民が自分で栽培したり、採取したりする食品については十分な評価が行われてきませんでした。
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食品別放射性セシウム検出率 |