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経済学部ゼミ学生が組織の課題解決に向けて、ワークショップ企画を谷川建設に提案

 経済学部の林麗桂助教ゼミでは、昨年度に続き、ゼミ活動に協力いただいている株式会社谷川建設と連携し、新入社員のモチベーション向上を目的とした新卒1年目ワークショップを企画し、6月21日(金)に第1回目の報告を行いました。この報告会を踏まえ、①新たなワークショップの企画及び、②林ゼミ広報部から本活動の広報戦略について、谷川建設に提案するために、8月2日(金)に第2回報告会を実施しました。

【報告内容】
①<ワークショップ企画の提案>
・ワークショップ名:9targets
・目的:1年後の谷川建設および自分の将来について考えることで、互いの価値観を理解し、仕事に対するモチベーション向上を目指す
・概要:マンダラチャートのマスに将来のビジョン等を記入し、そのマスを埋めるためにミニゲームを実施する。
②<林ゼミ広報部から広報戦略の提案>
・目的:谷川建設と林ゼミの産学連携をアピールし、谷川建設のイメージアップを図る
・概要:谷川建設および大学のホームページやSNS等にゼミ活動の様子を掲載する

【参加者】
 谷川建設の社員:人事部を含めた5名
 林ゼミ生全員:3年生9名

【提案内容に対する谷川建設社員のコメント】
・目標を考えることとゲームを結びつけるアイデアや、完成させることを目的とするのではなく、埋めるプロセスを重視している点が素晴らしい 。
・実施する際には、具体的な進行方法や詳細をもう少し検討する必要がある。
・谷川建設のイメージを損なわないような動画制作についても、しっかりと考えるべきだ。

【学生の感想】
これまで谷川建設の社員からいただいたフィードバックやアドバイスを踏まえ、実現性を考慮した上で、新たなワークショップと動画投稿に関する提案を行うことができました。社員の方々からの質問に受け答えする中で、ワークショップのイメージがより鮮明になったと同時に、谷川建設のイメージを損なわずに産学連携をアピールするという新たな課題も見つかりました。今後は、その点を中心にこの企画をさらに洗練させていきたいと考えています。

【今後の活動予定】
12月16日(月)のワークショップ開催に向けて、ゼミ内で引き続き提案内容の改善を行い、社員の方々を巻き込んだテストプレイの実施を計画しています。

【報告会の様子】

報告会の様子1


ワークショップに使用したマンダラチャート:
大谷翔平選手も活用していた目標管理ツールです。9×9 のマスで構成される、目標を達成するために必要なことを書き出すことで思考整理法で、勉強や日常生活での目標達成にも応用しやすいものです


参考:昨年度の活動
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4151.html
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4184.html