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【第11回長崎大学海洋未来イノベーション機構東京セミナー】 川や海に流れ込む医薬品を考えよう ~魚との共生を目指した医薬品の利用に向けて~ を開催 ※環境研究総合推進費(5-2204)市民向けシンポジウム

 令和6年10月6日(日)、長崎大学は高知大学、神奈川大学及び東京理科大学と合同で、市民向けシンポジウム「川や海に流れ込む医薬品を考えよう~魚との共生を目指した医薬品の利用に向けて~」を開催しました。

日 時 : 令和6年10月6日(日) 13:30-16:00 (日本橋ライフサイエンスビル)
主 催 : 環境研究総合推進費5-2204環境医薬品研究チーム、長崎大学
共 催 : 高知大学、神奈川大学、東京理科大学
後 援 : 日本内分泌攪乱物質学会
協 力 : ナショナルジオグラフィック日本版

シンポジウムでは、プロジェクトリーダーの長崎大学海洋未来イノベーション機構の征矢野教授から開会の挨拶及び「環境医薬品(医薬品とそれ由来の化学物質)とは」と題して趣旨説明があり、続いて以下の3つのテーマで講演を行いました。

プロジェクトリーダー 征矢野教授

〇 「河川等の水中に含まれる環境医薬品の実態」
高知大学 農林海洋科学部 井原 賢 教授
〇 「環境医薬品は魚類をはじめとする生物にどのような影響を与えるか?」
長崎大学 総合生産科学研究科 長江 真樹 教授
〇 「医薬品の使用状況から見えてくる日本の社会が抱える健康課題」
広島大学 医系科学研究科 福間 慎悟 教授


高知大学 井原教授

長崎大学 長江教授

広島大学 福間教授

 講演に続き日経ナショナルジオグラフィック 戸田 顕司 社長補佐をモデレーターに、神奈川大学 化学生命学部 中田典秀 准教授、東京理科大学 先進工学部 宮川真一 教授、環境省 環境保健部化学物質安全課 山崎邦彦 課長補佐及び日本エヌ・ユー・エス株式会社 川嶋之雄 シニアアドバイザーの4名を加えてパネルディスカッションを実施しました。
 シンポジウムには約114名の参加があり、活発な質疑応答が実施されました。


パネルディスカッションの様子(左がモデレーターの戸田社長補佐)
神奈川大学 中田准教授 東京理科大学 宮川教授

環境省 山崎課長補佐

日本エヌ・ユー・エス(株)
川嶋シニアアドバイザー