2024年10月07日
2024年9月25~27日、マレーシア・コタキナバルにあるマレーシア大学サバ校においてシンポジウム"Universiti Malaysia Sabah - Nagasaki University 2nd Joint Symposium on Planetary Health: Food, Culture, Community & Environment"を開催しました。主催は、マレーシア大学サバ校社会人文学部と長崎大学多文化社会学部です。
プラネタリーヘルスと食を地域の視点から議論するため、長崎大学(多文化社会学部、教育学部、環境科学部、熱帯医学・グローバルヘルス研究科、グローバル連携機構)、マレーシア大学サバ校(社会人文学部、農学部、食科・栄養学部)のほか、日本の他大学や台湾、フィリピンからも研究者、実践者が集い、国際色豊かな雰囲気の中で和やかに会が進められました。
9月25日と26日は、多文化社会学部・佐藤靖明准教授の基調講演の後、「バナナ」「食文化と健康」「生物文化的景観」「食料主権:在来作物と野生動植物」「多文化環境下における食のイノベーション」という5つのパネルのもとに、計23の研究発表と活発な議論がおこなわれました。総合討論の時間では、各パネルに分かれて今後の共同研究の方策について話し合われました。
9月27日は、フィールドトリップとして、サバ州北部コタブルの農村を訪問し、食文化や農業を学びました。
長崎大学とマレーシア大学サバ校の間では、これまでも学生の交換留学や共同研究がおこなわれてきました。今回のシンポジウムは、交流を深化させるための良い機会となりました。
講演の様子 | 要旨集 |
合同シンポジウムの記念撮影 |