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五島市大浜地区の小学生と経済学部の学生がまちづくりワークショップを開催

 2024年8月23日(金)、五島市大浜地区の小学生をはじめとする地域住民と経済学部の地域経済論を専攻する山口ゼミの学生(3年生3名、4年生3名)が、地区の将来像を考えるワークショップを開催しました。このワークショップは、五島市が経済学部の山口純哉准教授に委託した「大浜地区まちづくり協議会未来会議の運営等にかかる調査研究」の一環として、大浜地区まちづくり協議会、五島市地域協働課と山口ゼミが協働で企画し、地域の子ども、若年層がまちづくりに参画する仕組みを検討するために実施されました。

ワークショップの様子

 ワークショップでは、残野菜を原料に製造され、使用後は土に還る「みんなの粘土」を使い、地域の将来に欲しい、もしくは必要だと考える「こと」や「もの」を参加者それぞれが造形しました。その後、それらを大浜地区の地図に配置し、地域社会の将来について子どもと大人が一緒に話し合いました。子どもたちからは、映画館や文房具店など、大人からは足湯やコインランドリー、飲食店などが欲しいとの声が聞こえてきました。

地図の上に「もの」や「こと」を配置

 ワークショップの前後には、学生たちは、五島市地域協働課の地域プロジェクトマネジャーであり、本学経済学研究科博士後期課程に在籍する大学院生・野澤さんの案内のもと、五島市の中心部と外縁部、さらには二次離島である奈留島にてフィールドワークに取り組み、離島の現状や課題に触れる機会を得ました。また、大浜地区では、同地区を担当する地域おこし協力隊の西田さんに、まちを紹介していただきました。

玉之浦神楽の演舞場を併設する鶴田商店を訪問


頓泊海水浴場の五島ブルー

 今後、ワークショップの成果も踏まえ、山口ゼミは大浜地区まちづくり協議会や五島市とも協議しながら、子どもや若年層のまちづくりへの参加を促す仕組みや取り組みについて検討を進め、今年度末までに五島市へその結果を報告する予定です。

全員で記念撮影