2024年09月20日
2024年9月11日、東京丸の内の丸ビルホールで開催された「NIKKEIブルーオーシャン・フォーラム~海の未来を守るイノベーションを産官学連携~」に、海洋未来イノベーション機構長の征矢野清教授が登壇しました。
NIKKEIブルーオーシャン・フォーラムは2023年に日本経済新聞社と日経BPが共同で設立し、年に4回のペースで大規模なシンポジウムを開催しています。産官学のキーパーソンが集まり、海洋環境保全に向けた現状の把握や課題解決のための日本の役割を議論するだけでなく、持続可能な漁業、海運、インフラ、再生エネルギーなど、海洋とのこれからの向き合い方について幅広く意見交換が行われる場となっています。
今回、征矢野教授は「次世代につなぐ海のイノベーション技術」というセッションに招かれ、「『ながさきBLUEエコノミー』海の食料生産を持続させる養殖業産業化共創拠点」のプロジェクトリーダーとして、その狙いや将来像、さらには総合大学ならではの多彩な分野の研究者が連携してプロジェクトの推進、実現にあたっていることを紹介しました。その後、㈱ニッスイ 中央研究所大分海洋研究センター長 森島輝様、㈱イノカ 代表取締役 CEO高倉葉太様とのディスカッションでは、どのような技術を開発しても、それを継承発展させていく人材の育成こそが大切という点で全員が一致し、大学の持つ教育の面にも大きな期待が寄せられる議論となりました。
オンラインも含めて870名もの登録があり、企業の意思決定層や自治体、研究職など幅広く多くの方々に長崎大学と「ながさきBLUEエコノミー」の取り組みを知っていただく機会となりました。
このセッションの様子は以下で視聴可能です。また、10月に日本経済新聞紙面でもレポートされます。
https://channel.nikkei.co.jp/202409ocean/20240911a05.html