工学研究科博士前期課程の山浦悠人さんがマテリアルライフ学会第34回研究発表会において研究奨励賞を受賞しました

　2023 年 10月 21 日に、長崎大学大学院工学研究科総合工学専攻博士前期課程 １年の山浦悠人さんが研究奨励賞（マテリアルライフ学会）を受賞しました。
　山浦悠人さんは、2023年7月6～7日に大阪大学大学院理学研究科南部陽一郎ホールで開催されたマテリアルライフ学会第34回研究発表会において、本研究科構造工学コース中原浩之教授との共同研究の成果である「ミールワームを用いたプラスチックのアップグレードリサイクル」というタイトルで口頭発表を行い、その研究内容の新規性およびプレゼン技術が評価されての受賞となりました。
　山浦さんは、ミールワームによる発泡スチロール (EPS) の生分解（摂食）を行い、EPSが養分として代謝されていることを様々な装置による分析から明らかにし、新規なアップサイクル法となることを実験的に証明しました。発表会では、20件の口頭発表の中から、マテリアルライフ学会理事会メンバーによる厳選な評価により、3件が選ばれ受賞となりました。他の2件は大学教員及び会社研究員の受賞であり、学生では山浦さんが唯一の受賞となりました。

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