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大学間学術交流協定を締結したニューメキシコ大学(アメリカ合衆国)の大学生が臨床実習のため来校

 3 月 6 日(月)、ニューメキシコ大学(以下、「UNM」)の薬学部生Elyas Samadiさん、引率教員のTracy S Hunter副薬学部長、武田三樹子准教授が臨床実習(約2週間)を行うため、長崎大学を訪れました。UNMと本学は2023年2月14日に大学間学術交流協定を締結しており、今回の実習(教育プログラム)はその一環となります。
 実習初日は、薬学部の教員、学生が和やかにお茶室でもてなし、その後キャンパスツアーが実施されました。

お茶室でお茶を楽しむ様子

お茶室で歓迎を行った薬学部学生との集合写真

薬草植物園を案内する様子

実習室見学の様子

 UNMのElyas Samadiさんは今回の滞在について「日本の医療のシステム、特に漢方や薬草を使った医療を学びたいです。また日本の勉強カリキュラムを学び、自身が行っていることを日本の皆さまにもお伝えし、互いに学び合いたいです。」と意気込みを語りました。
 Tracy S Hunter副薬学部長も「日本は高齢者のケアがとても進んでいると聞いています。ニューメキシコでも過疎化が進んでいる地域が多く存在しますので、日本の過疎地域における医療を学び、国に戻って活かしたいです。」と語りました。

以下は、2週間に渡る実習の様子です。


漢方薬局視察の様子

表敬訪問では、河野学長にこれまでの実習について報告しました


NUMの皆さんと集合写真

UNM による講義と発表の様子

長崎大学病院薬剤部研修の様子

 この取り組みは来年度も継続予定で、薬学教育の発展のために大いに役立つと考えられ、今夏の薬学教育学会で報告を予定しています。

 また、そのほかにも、UNMと共同開発を進めている地域医療教育プログラム(健康フェア)やUNM薬学部への短期派遣など様々な教育プログラムを実施予定です。