2023年03月09日
3月9日(木)にウクライナ避難民学生の2022年度プログラム修了証書授与式を開催しました。
長崎大学はロシアのウクライナ侵略により学びを中断せざるを得なくなったウクライナ避難民学生に学びを継続する場を提供するため、昨年5月から18名の避難民学生を受け入れてきました。しかし、新年度からは、他大学に移動する学生や、本学研究科に進学する学生など、それぞれが新しい進路を歩むことになったことから、本年度のプログラムの修了証書を授与することとしました。
授与式では、学長から一人一人に修了証書が手渡され、「4月からもそれぞれの新しい場所で、少しでも描いた夢が実現されるよう努力を続けてほしい」との激励のメッセージが送られました。本プログラムを支援してきた教職員も集まり、ウクライナ避難民学生の皆さんを見守りました。
参加した学生の一人、ユリア マルトヴァさんは「長崎に来て最初の頃は急な変化に少し戸惑うこともありましたが、長崎大学の皆さんはとても親切に、本当にたくさんのサポートをしてくれて、心から感謝しています。今日はこのような式を開催していただき、これまで関わってくれた先生方や職員の皆さんも来てくれて、とても嬉しかったです。4月から皆それぞれの道に進むことになりますが、ここで最後に集まれたことは決して忘れることはないと思います。」と語りました。
修了証書授与 |
記念撮影 |