2022年11月02日
日本地下水学会2022年春季講演会(2022年5月21日、東京農工大学)において、水産・環境科学総合研究科(環境科学領域)(水環境科学研究室)の小嶋紳介さんは、「島原湧水群におけるHalon-1301の年代トレーサーとしての有効性について」と題した研究により若手優秀講演賞(口頭発表)を受賞しました。
受賞対象となった研究発表は、湧水(地下水)の年代推定に向けて国内で初めてHalon-1301を環境トレーサーとして開発し島原湧水群に適用した成果です。地下水の年代(雨水が湧水として湧出するまでの地下での滞留時間)を精緻に明らかにする研究に資する研究内容や発表技術が高く評価され、若手優秀講演賞を受賞しました。
授賞式は2022年秋季講演会で行われました。研究のさらなる発展が期待されます。
小嶋紳介さん 水産・環境科学総合研究科(環境科学領域) |