長崎大学の学生たちが風頭公園のランドスケープデザイン計画を提案

８月６日（土）⾧崎県勤労福祉会館で開催された第4回風頭地区魅力アップワークショップ（長崎市主催）において、長崎大学、カリフォルニア大学バークレイ校および蘇州科学技術大学の学生たちが、風頭公園（長崎市）のランドスケープデザイン計画について一般の方々に提案を行いました。

風頭公園はハタ揚げの名所で、坂本龍馬像があることでも有名な場所です。今回の企画には、一般２７名、大学関係者３９名が参加しました。

始めに長崎大学環境科学部、工学部（社会環境デザイン工学コース）、工学研究科（構造工学コース）の学生４名によるデザイン計画のプレゼンが行われました。

 

プレゼンを行う、環境科学部の学生

◆プレゼンの内容はこちらから↓

 

プレゼン後、全参加者による意見出しの時間が設けられ、様々な意見が書かれた付箋が壁一面に貼られました。学生と担当の五島教員は、その中からこの場で回答できるものをピックアップし丁寧に答えていきました。
例えば「階段を多用しているがスロープにした方が、バリアフリーとして良いのでは」という意見については、「バリアフリー対応のスロープには勾配の基準があり、長い距離が必要です。現場は急勾配のためスロープ設置が難しく階段としています。エレベータ等の設置を考える必要があります。」と答えていました。

今後は、意見を基にデザイン計画の修正を行い、最終的なデザイン計画を長崎市に提出します。

◆プレゼンを行った学生のコメント
「地域住民の方々の意見を取り入れながら考えることの難しさと面白さを感じています。また、この会場に足を運び、地域の皆さまがご意見を言ってくださることに感謝していますし、大事にしていきたいです。今回の意見を取り入れ、再考していきます」

 

壁に貼られた付箋（付箋に書かれた意見の中には、感謝の言葉もありました)

付箋に書かれた意見を紹介する学生

付箋に書かれた意見に回答する環境科学部 五島聖子教授

■環境科学部ホームページ
http://www.env.nagasaki-u.ac.jp/

■工学部工学科　社会環境デザイン工学コース　ホームページ
https://www.cee.nagasaki-u.ac.jp/admission/about/

■工学部工学科　構造工学コース　ホームページ
https://www2.st.nagasaki-u.ac.jp/

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