国際女性デーに寄せて

長崎大学では、平成22年度にダイバーシティ推進センター(設置時名称：男女共同参画推進センター)を設置し、本学で働き学ぶ教職員・学生が、それぞれの能力を十分発揮し、働き、学びやすい環境を整え、ダイバーシティマネジメントを積極的に推進してきました。直近では、令和元年度に文部科学省の「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（先端型）」に採択され、特に女性研究者がキャリアアップしやすい環境作りに注力し、女性研究者の上位職への積極登用に向けた取組みを行っています。

その取組みの一つして、女性に限定した教授公募を行い、本日、新たに女性教授2名を4月1日から採用することを決定しました。長崎大学の女性研究者が占める割合は3月現在、24.6％と九州域内の大学では最も多い割合となっています。

また、国際女性デーに合わせ、本日「女性研究者のオンラインカフェ」を開催。若手の女性研究者3人に、自分の研究をすすめていくための「研究力」とはどのようなものか、研究を続けてきて大変だったこと、研究を続けていくおもしろさについて、自由にお話しいただきました。参加者の皆さんには、研究のこと、研究者のキャリア形成のことなどを互いに相談し、共に考えることができる貴重な場となっています。

長崎大学はこれからも、女性活躍を推進するとともに、性別にかかわりなく誰もが同様に活躍できる職場として、ますます積極的にダイバーシティマネジメントに取組んでまいります。


ダイバーシティ推進センター

https://www.cdi.nagasaki-u.ac.jp/about/　

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