2021年12月08日
この度、「アジアの大学間連携による持続的社会基盤整備を支えるグローバル人材育成事業」が大学の世界展開力強化事業に採択されました。
大学の世界展開力強化事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指した事業です。本学は、平成22年度に『日中韓の大学間連携による水環境技術者育成−水環境の保全と持続的利用を支える技術の東アジアへの展開−』大学の世界展開力強化事業「キャンパス・アジア」中核拠点に採択されました。
さらに、平成28年度に「日中韓の大学間連携によるインフラストラクチャーを支える人材育成事業」(第2モード)に採択され、日中韓を中心としたアジア圏のインフラの整備と持続的利用の技術に関する教育・研究に取り組み成果を上げていました。これまでに、延べ224名の学生が交流を行いました。
これらの成果と交流経験や実績を基に、地域の共同体を意味する「Asia for All」理念の下、アジア全域で質の保証を伴った大学間交流を活発化させるために、後継事業として日中韓の大学に、シンガポールの南洋理工大学とラオス国立大学も加わり、更に発展させる形の事業が、第3モードとして採択されました。
今後5年間、日中韓の博士前期・後期課程のダブル・ディグリープログラムをはじめ、ASEAN諸国の大学を含めたオンラインと実渡航留学を融合させたハイブリッド型短期留学プログラム、若手研究者の育成および最先端の研究拠点となる「国際コラボレーションラボ」の設立等を展開していきます。本学と日中韓・ASEAN連携大学の学生及び教職員の交流を活性化し、さらにアジア各国のニューズにマッチした持続的インフラ整備を技術面から支え、国際的に活躍できる人材を育成していきます。
◆文部科学省ウェブサイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sekaitenkai/index.htm
◆本事業専用ウェブサイト
http://rijp.eng.nagasaki-u.ac.jp/