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水産・環境科学総合研究科 工藤謙輔さんが水産海洋学会研究発表大会において「若手優秀講演賞」を受賞

水産・環境科学総合研究科博士前期課程水産学専攻 工藤 謙輔さんが、11月20日~21日に長崎大学で開催された水産海洋学会研究発表大会において「若手優秀講演賞」を受賞しました。
毎年秋に開催される本研究発表大会は、水産学・海洋学の研究者が、生物資源と環境の相互作用を明らかにし水産業の発展に寄与するというテーマとする研究者が集う水産学分野の主要学会の一つで、今年は感染状況が落ち着いた11月中旬に対面とオンラインのハイブリット方式で開催されました。
受賞対象となった「九州周辺海域で春季から秋季に滞留したブリ(Seriola quinqueradiata)の鉛直移動パターン」は、夏季に北海道まで北上回遊を行わず、九州周辺に滞留するブリを発見したこと、さらに黒潮流域でどのように高水温を回避しているのかを考察し、的確な討論が評価され、受賞に至ったものです。
若手優秀講演賞は、当該年翌年 4 月 1 日現在 40 歳未満の本学会員で、第一著者でかつ自らが講演/説明する口頭発表とポスター発表において、内容と提示・説明方法に優れた講演の中から、選考を経て選ばれた講演に授与されます。




木村会長と記念撮影
  共同発表者のメンバーと記念撮影

(共同研究者メンバー)
左から 阪倉教授(水産・環境科学総合研究科・教授)、 工藤 謙輔 君、都澤 拓 君(水産学部4年生)
河邊教授(海洋未来イノベーション機構環東シナ海環境資源研究センター・教授(センター長))