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  • 受 賞

医歯薬学総合研究科、田中貴子准教授が 第31回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会において、”優秀演題賞受賞”を受賞

令和3年11月12日から13日にわたり、香川県高松市で開催されました第31回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会(ハイブリット)において、保健学科の田中貴子准教授が”優秀演題賞”を受賞しました。
受賞対象となった研究は、「肺年齢測定がCOPD認知度と関連する意識に及ぼす影響」です。COPD早期発見・治療を目的に長崎市は長崎市医師会と長崎市健康づくり課と協働で2015年より7年間、東京都は東京都が主催または後援するスポーツ・健康づくりイベント内において2018年より2年間、肺年齢測定を実施してきました。今回、肺年齢測定がCOPD認知度ならびに参加後のCOPDに対する意識へ及ぼす影響について比較検討した内容です。
COPD認知度は、長崎、東京の順で2018年度は57%、45%、2019年度は58%,51%と両地区共に上昇し、2019年の全国調査28%と比べ、長崎、東京ともに高値であり、肺機能検査後「COPDのことを知ることができたか」の問いに、「できた」と回答した者は、長崎76%,東京93%と、肺年齢測定はCOPDを知る機会となり、啓発活動の一環として重要であることが評価され受賞となりました。
なお、田中貴子准教授の受賞は昨年の第29回、30回の同学術集会に続いて、3年連続の快挙です。



田中 貴子 准教授