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医学部医学科で第8回FDを実施しました。(医歯薬学総合研究科学術協力課)

医学部医学科で第8回FDを実施

FD会場の様子

FD会場の様子

1月28日,医学部良順会館において「医学部における講義の充実と学生の精神的問題の把握を図る」に関する第8回医学部医学科ファカルティディベロップメント(FD)を実施し,39名の教員が参加しました。
医学生の知識水準,医療技術の向上及びよりよい医学教育を目指して,全国規模で様々な医学教育改革がなされ,全国的には少人数教育,学生参加型,問題解決型教育が推進されていますが,現在においても基本的な知識の教授を行う上で,対面式の大規模講義は欠かせない講義形式であり,「大規模講義の進め方」は教員にとってもニーズの高いテーマであると考え企画,実施したものです。
本FDでは,島根大学教育開発センターの山田剛史副センター長から「大規模講義をどう教えるか」と題して様々な角度からの有効な講義法について講演が行われました。また,精神的問題を抱える学生のサポートに関する話題を取り上げ,福島医学部医学科先端医育支援センター副センター長からサポートシステムについて,林秀佳臨床心理士から実例の紹介を含めて講演がありました。
参加者アンケートの結果から,教員の医学教育に対する関心が強まり,講義方法,学生への対応に関する理解が深まったものと思われ,今後の教育に寄与する事が期待されます。
今後も,先端医育支援センターを中心として,効果的なFDを企画していきたいと考えています。


(平成21年1月・医歯薬学総合研究科学術協力課)