2021年07月16日
仕事と生活の両立を図りながら活躍するドクターを応援する「あじさいプロジェクト」活動の一環として、長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターでは、男性の育児休業取得を推進する取組みに力を入れており、今回初めて、夫婦一緒に参加して、育児について考えるワークショップを7月10日に開催しました。
※詳細はホームページでご確認いただけます。
http://nagasaki-ajisai.jp/activity-reports/16613
2021年6月に育児・介護休業法が改正され、2022年4月から段階的に施行されます。
(参照先:厚生労働省「育児・介護休業法について」)
1. 男性の育児休業取得促進のための子の出生直後の時期における柔軟な育児休業の枠組みの創設
2. 育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊娠・出産の申出をした労働者に対する個別の周知・意向 確認の措置の義務付け
3. 育児休業の分割取得
4. 育児休業の取得の状況の公表の義務付け
5. 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和
産後の妻の死因1位は自殺であり、産後うつのピークは2週間~1か月、10人に1人が発症している、妻の夫への愛情曲線は産後すぐの育児参画の度合が関係する、というデータが出ています。育児や家事が妻に偏ることなく性的役割分担意識の変革を推進し、家族生活の基盤を整えられるように、職場から職員や社会へ働きかける時代になりました。