2021年07月12日
この度、工学研究科インフラ長寿命化センターの特任研究員高橋和雄(名誉教授)に、長年にわたり土木学会の発展に対する貢献が特に顕著という理由で、公益社団法人土木学会の名誉会員称号が授与された。土木学会において、火山工学の確立・普及に取組むとともに、1982年長崎豪雨災害や1990-95年雲仙・普賢岳火山災害等の災害調査の経験を活かして1995年阪神・淡路大震災の調査をはじめ学会の防災工学分野の活動に主導的な役割を果たした。さらに、土木学会本部や西部支部の多くの分野横断的な委員会活動を通じて土木学会の発展に大いに貢献したことが評価され、今回の授与となった。
2021年6月11日に東京内のホテルメトロポリタンエドモントで開催された土木学会令和3年度定時総会の名誉会員授与式において、家田仁土木学会会長から名誉会員の証が授与された。