2021年07月08日
長崎大学工学研究科情報工学コース、修士2年の山邉心太郎さん(小林透研究室)が、電子情報通信学会ライフインテリジェントオフィス情報システム研究会、2020年7月研究会において、「LOIS若手研究者賞」を受賞しました。
本賞は、LOIS研究会にて発表が行われた論文のうち、プレゼンテーション技術および発表内容が優れていると評価された発表者(発表時に29歳以下であり、当該年の他の賞の受賞者ではない者)に贈られるものです。山邉さんは、“スマート養殖のための生け簀内センシングプラットフォームの提案”というタイトルで、養殖業が抱える問題の1つである、給餌問題において、タイミングや量を最適化し、残餌の削減を図るべく、生け簀内の環境や魚の行動をデータとして取得できる、生け簀内センシングプラットフォームを開発し発表しました。人手をかけずとも、給餌や生け簀内の環境把握が可能となります。その秀逸したアイデアとプレゼンテーションが評価され、今回の受賞となりました。
左から、指導教員の小林透教授、山邉心太郎さん |