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海外緊急事故対策シミュレーションを実施しました。(国際連携研究戦略本部)

海外緊急事故対策シミュレーションを実施

シミュレーションの様子

(現地からの情報収集及び整理) (記者発表)
(現地からの情報収集及び整理) (記者発表)

2月23日,学生の海外留学,海外研修,国際ボランティア活動等の増加に伴う危機管理対策の一環として「海外緊急事故対策シミュレーション」を実施しました。
これは,本学の危機管理対策の検証及び危機管理に対する職員の意識向上を目的に,海外渡航中の学生に緊急事故が発生したケースを想定し,初動対応,危機対策本部の設置,保護者対応,マスコミ対応に至るまでをシミュレーションするもので,役員,部局長,事務局職員,学務系事務職員等を対象として実施しました。
今回のシミュレーションは,平成20年度に開校した国際健康開発研究科の2年次生2名が,8か月の長期インターンシップ期間中に,派遣先であるケニアのナイロビ近郊で交通事故に巻き込まれ瀕死の重傷を負った模様との現地からの第一報を受け,大学本部に危機策本部を設置したところから始まりました。
役員以下,各部局等から集まった70名を超える参加教職員は,危機対策本部ほか,現地担当班,関係官庁担当班,家族担当班,手配・渉外班,総務・経理班,マスコミ班,家族役及びマスコミ役に分かれ,刻々と変化する現地からの情報をもとに,緊張感漂う中,真剣な面持ちでそれぞれの任務を果たしました。
参加者からは,「このようなケースはすべての部局で実際に起こり得る問題であり,危機管理の重要性を再認識する非常によい機会となった」との声が聞かれ,今後の危機管理対策の在り方を考えるうえで有意義なシミュレーションとなりました。


(平成21年2月・国際連携研究戦略本部)