大学院医歯薬学総合研究科生命薬科学専攻博士前期課程1年生 の佐藤雄大さん(薬品分析化学研究室)が、平成30年7月27〜 28日に植木温泉荒木観光ホテル(熊本県熊本市)にて開催された 第36回九州分析化学若手の会夏季セミナーにおいて九州分析化学 若手賞を受賞しました。同賞は本セミナーにおいて優秀なポスタ ー発表を行った大学院生・学部生に対して授与されるものです。
受賞対象となった「非酵素的化学発光イムノアッセイ開発を目的 とするビオチン導入ナフトキノンの合成」は、化学発光イムノア ッセイで最も広く用いられている検出法である酵素標識法の欠点 を克服可能な新たな検出法であるキノン標識法のデザインと、そ のための標識試薬の合成に関する研究であり、より安定で取り扱 いの容易な化学発光イムノアッセイ開発への展開が期待されます。
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