2018年08月10日
本年4月に長崎大学大学院多文化社会学研究科を設置したことを記念して、8月4日(土)、本研究科発足記念シンポジウム「新アジア学・日本学の創成−長崎からアジア、そしてグローバルは普遍性を目指す−」を開催いたしました。 冒頭、下川功理事より挨拶、ボイケルス ハルメン蘭ライデン大学招聘教授並びに西谷大国立歴史民俗博物館副館長より祝辞、首藤明和多文化社会学研究科長より趣旨説明がありました。 その後、呉密察台湾国史館館長から「アジアの中の台湾・日本学」、毛里和子早稲田大学名誉教授から「新しいアジア学・中国学」と題して基調講演が行われ、引き続き、首藤研究科長の司会進行により、平野健一郎東洋文庫常務理事、後藤真国立歴史民俗博物館准教授、劉傑早稲田大学社会科学総合学術院教授及び森川裕二多文化社会学研究科教授によるパネルディスカッションが行われました。 また、閉会に際しまして、片峰茂前長崎大学長からシンポジウムを総括して挨拶を頂きました。本シンポジウムには来賓、教職員、学生及び一般参加者ら約100名の方が出席されました。 シンポジウム終了後には、本学の理事、副学長及び他の部局長等、学外からは東條元理事等にもご参加頂きまして記念祝賀会が開催されました。冒頭、葉柳和則多文化社会学部長からの挨拶の後、山川尚義東洋文庫アドバイザーの乾杯の挨拶、今年入学した大学院生からの挨拶があり、閉会に際しては木村直樹多文化社会学部副学部長から今後の博士課程設置に向けた意欲が述べられました。会場は大盛況な雰囲気の中、大学院多文化社会学研究科の設置を祝いました。 |
|