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医歯薬学総合研究科の森亮一准教授が33rd Ernst Klenk Symposium in Molecular Medicine- Tissue regeneration, wound healing and fibrosis: Translating basic concepts into regenerative therapyにて Poster Award を受賞

   医歯薬学総合研究科医療科学専攻病理学分野の森亮一准教授は,10月15日〜17日にドイツ・ケルンで開催された 33rd Ernst Klenk Symposium in Molecular Medicine において、演題「Comprehensive identification of wound healing and inflammation miRNAs reveals a key role for miR-223 in neutrophilic clearance of Staphylococcus aureus at wound sites」にて Poster Award 2017 を受賞し、受賞講演を行いました。

   森准教授は、黄色ブドウ球菌 (S. aureus) 皮膚感染創における、蛋白質に翻訳されない非コード RNA である microRNA-223 (miR-223)の機能を、遺伝子改変マウス、次世代シーケンサー、生体・生細胞ライブイメージング解析を用いて詳細に解明しました。さらに研究成果を基盤として、miR-223 を標的とした核酸医薬(分子標的薬の一種)の開発に成功しました。

   同賞は、同大会で発表されたポスター発表の中から特に優れた研究成果に対して授与されるものです。

   なお,授賞式は同学術大会会期中にケルン大学において行われました。

賞状