2017年09月15日
9月4日から9日までロシア連邦のウラジオストックで行われた東方経済フォーラムのサイドイベントとして、日露学生フォーラムが開催され、長崎大学からは医歯薬学総合研究科災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)二年生の山口拓允君が参加しました。本フォーラムは2016年の日露首脳会談の際、安倍首相が提示した8項目の協力プランにある「学生の交流を倍増する」という提言に基づいて開催されたものです。 日露両国の大学生は、9月4日と5日の両日にわたって今後の日露関係をよくするためにどのような関係を築くべきか以下の4分野について協議を行いました。 そのうち医療分野での協力の中では、山口君が提言した「原子力災害時の適切な対応や将来の原子力災害発災時の甚大化予防のため、日露の原子力災害経験を共有し調査研究の協力を展開させること」も議論され、日露首脳への提言書にも災害・被ばく医療分野の日露間の協働について言及されることになりました。 |
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日露学生フォーラムに参加した両国の学生 |