2017年07月25日
7月20日、サウスカロライナ大学(米国)生物学科ティモシー・ムソー教授が片峰茂学長を表敬訪問されました。 今回は、福島での調査のために来日し、長崎大学での学術交流協定の更新の時期であることから、片峰学長を表敬訪問したもので、本学水産・環境科学総合研究科からは岡田二郎副研究科長、シリル・グレン・サトイト副研究科長、萩原篤志教授、山口敦子教授、吉田朝美准教授が同席しました。 生態学が専門のムソー教授は、昆虫や鳥類、哺乳類など動植物に対する放射能の影響をチェルノブイリや福島をフィールドに調査しており、懇談の中では、東日本大震災後の生態系の変化など自身の研究が紹介され、農産物への影響や風評被害なども話題となりました。 同日午後には水産学部において”A comparison of the effects of radioactive contaminants on the birds, mammals, insects, plants and microbes of Chernobyl and Fukushima”と題した講演会も行われました。 本学との交流は故・田北徹水産学部名誉教授がサウスカロライナ大学を訪問して以来30年以上続いており、同大学への留学や研究の経験のある研究者が多数います。ムソー教授からは共同研究や学生交流等の更なる発展への希望が表明されました。 サウスカロライナ大学ホームページ |
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