医学部は,オランダ海軍軍医ポンペ・ファン・メールデルフォールトが,1857年11月12日に長崎奉行所西役所において日本初の系統的な近代西洋医学の講義を開始した日を開学記念日としています。 この日を記念し,11月10日(水)午前10時から,良順会館において,医学部創立記念講演会を開催しました。 今回は,東京大学大学院理学系研究科化学専攻教授の合田圭介氏を講師にお招きし,本学部2年生小泉葵さんの司会により,「セレンディピティの計画的創出」と題した講演が行われました。 出席者は,学生・教職員約200名におよび,革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)における細胞検索エンジンを用いた超効率バイオ燃料開発への取組や,異分野統合をリードできるグローバルリーダー育成の必要性など,画像やグラフを駆使した合田講師の講演に熱心に聞き入りました。最後には,活発な質疑応答が行われるなど,大変有意義な創立記念講演会となりました。
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講演を行う東京大学大学院理学系研究科 化学専攻教授合田圭介氏
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