長崎大学救急救命サークルFLANが、平戸市の先生方を対象にBLSワークショップを開催しました。以下、FLANからのコメントです。
2016年7月10日(日)、たくさんの方々のあたたかいご協力のもとに、1st Hirado BLS work shop for teacher を開催させていただきました。
このワークショップは、救急と医療と教育の現場で顔が見える関係ができあがっており、新しいことにも柔軟に対応してくださる平戸市だからこそできるオリジナルな取り組みです。 学校の先生方を対象に、胸骨圧迫やAEDの使い方、窒息時の解除方法といった、一次救命処置を、私たち医学生や現役の救命士さんをインストラクターとして、ワークショップ形式で学ぶ、初めての試みとなります。 平戸市の学校の先生に参加していただくことは、すなわち、平戸のみならず、長崎県内全体の救命率向上、また、小中学生の救急への興味・関心へと広がっていくことを目的としています。 私たち長崎大学救急救命サークルFLANも、ワークショップの内容考案、ワークショップ運営、テキスト作成、ワークショップの最後にお渡しした修了証作成、講義・インストラクターなど、運営段階から関わらせていただきました。
大学生である私たちが、学校の先生方に教えさせていただくということで、FLANが普段大学で開催しているワークショップとは異なる点も多々あり、不安や緊張もありましたが、考えて、工夫して、たくさんの方々のお力により、とても充実した、素敵なワークショップになったと感じます。参加者さんからも「シナリオ形式で有意義なワークショップだった」「今回得た学びを広めていきたい」などご満足の声をいただいております。
私たちにとっても、救命士さんや学校の先生方と、普段はなかなかきけない救急の現場のお話や、先生方の救急に対するイメージなど、たくさんお話しさせていただき、さらに、会場としてもご協力いただいた平戸市消防本部の先進的なシステム見学までさせていただき、非常に実り多いワークショップとなりました。ワークショップが終わってすぐ、ホカホカの学びを忘れないうちにと、みんなで必死に書きとめさせていただきました。 今回学んだことを、次に生かしていきます。
最後に、本ワークショップ開催にあたり、多くの方々にご尽力を賜りました。 原案作成にはじまり、長い準備期間から、前・当日のインストさんとしてもお時間をつくっていただき、ご指導いただきました柿添三郎先生をはじめとする、主催の平戸救急医療懇話会のみなさま、会場や物品を快くお貸しいただいたのみならず、前・当日とインストさんとしても大活躍してくださり、ご指導いただきました平戸市消防本部のみなさま、この企画にご賛同いただき、参加者さん集めから、円滑な連絡のやり取りまでサポートしてくださった平戸市教育委員会のみなさま、美味しいものや素敵な景色でパワーをくださった平戸市のみなさま、そして、このワークショップの参加者さんとして手を挙げてくださった勇気ある12名の先生方…多くの方々と共に創り上げることができたワークショップだったと思います。 この場をお借りして、心より感謝の意を申し上げます。 本当にありがとうございました。
次回開催は2年後を予定しております。 再び、みなさまのお力に頼らせていただくことかと思いますが、その時も、あたたかくご協力いただけますと幸いです。
このワークショップが、みなさまにとっても、そして、私たちにとっても次なるアクションのきっかけとなることを願っております。
長崎大学救急救命サークルFLAN一同
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