2016年07月14日
医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 社会医療科学講座 法医学分野の山本琢磨講師は、平成28年6月16日、東京で開催された第100回日本法医学会総会において、日本法医学学会学術奨励賞を受賞しました。 この「日本法医学会学術奨励賞」は,法医学会の若手の中でも特に司法解剖業務だけでなく研究論文のレベルが高く研究業績に秀でた研究者に贈られる賞です。長崎大学法医学分野では、これまでに、代謝疾患に焦点を当てたMetabolic autopsyの手法を用いた乳幼児突然死の原因究明を行ってきました。また、本総会では、不整脈の観点から突然死の解析を行い発表しました。 乳幼児突然死に対する研究の成果は,法医学のみならず救急医療や小児科領域などでも応用可能な新たな方法論として広まりつつあります。 来年度に岐阜で開催される日本法医学会総会では、学術奨励賞受賞講演が行われる予定です。 |
山本琢磨講師(左)と日本法医学学会理事長池田典昭氏(右) |