2016年04月11日
近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
4月4日(月)熱帯医学研究所において、熱帯医学研修課程入所式が挙行されました。 今年度は31名の応募者の中から、医師、獣医師、看護師、臨床工学技士等の経歴を持つ18名の研修生を迎えました。式では、森田所長から自己研鑽と広いネットワークを築く場としていただきたいとの挨拶の後、各研修生の自己紹介が行われ海外活動体験や研修に対する抱負などが述べられました。 この研修課程の目的は、熱帯地で保健医療活動をするにあたって必要最小限の熱帯医学と国際保健に関する基本的な知識や技術を、短期間で習得すると同時に、広くて深い熱帯医学と国際保健の面白さを学ぶことです。 この研修課程は、熱帯地における保健医療活動にこれから従事しようとする人、現在従事している人、また、グローバル化する中、国内であっても熱帯医学の知識と技能を必要とする人などが研修生として、6月末までの3ヶ月間、熱帯感染症や世界的視野から見た熱帯病の実態、国際協力の現状と重要性等について学びます。 |
挨拶をする森田所長 記念撮影 |