2016年04月05日
4月1日,長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科は,「アジア環境レジリエンス研究センター」を設置し,同センターの銘板の除幕式を挙行しました。
同センターは,平成26年度に学内外の有識者を構成員とした学長室WG「長崎大学環境科学領域の強み創成ワーキンググループ」の答申を受け,環境変動・自然災害・地下水汚染などの地域社会の環境課題に対する「地域レジリエンスモデル」を産学官連携で構築するとともに,環境課題解決に貢献する実践的能力を備えた人材を育成する学部・大学院一貫の文理融合教育プログラムを開発・実施するため,設置されたものです。
式典には,萩原篤志 水産・環境科学総合研究科長,松下吉樹 副研究科長,西山雅也 副研究科長,山下樹三裕 環境科学部長,吉田謙太郎 副学部長,高尾雄二 副学部長,馬越孝道 同センター長等が出席し,同センターの銘板の除幕を行い,同センターの設置を祝いました。
今後は,「レジリエンス(回復力)」をキーワードとしたプロジェクト研究等の成果の発信や島原半島地域におけるレジリエンス教育研究推進拠点の形成に向けたネットワークの構築,地域社会を対象とした環境教育(シンポジウム,公開講座)等を行うことにより,一層の学術研究の発展や地域貢献が期待されます。
(水産・環境科学総合研究科)