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長崎平和大学を開催しました

6月6日、長崎平和大学(長崎県民と長崎地域の新入留学生、日本人学生に対する平和学習及びバスハイク)を開催しました。本事業は公益財団法人中島記念国際交流財団助成を受けて、平成21年度から年2回実施しています。第13回となる今回は、日本を含む20カ国・地域からの学生284名の参加がありました。
午前中は、長崎市平和会館で深堀譲治さんをお迎えして、原爆投下時のすさまじい爆風の様子や、原爆で母や弟、妹の4人を亡くされたこと等、写真を見ながらお話を聞きました。講話の後、参加していた留学生から「東日本大震災の時に原発の事故が発生し、大きな被害があったと思うが、この原発の問題についてどう考えられますか。」という質問がありました。それに対して深堀さんは、「個人的な意見としてだが、今後原発はなくして、自然エネルギーにしていくべきだと思っています。」という意見を出されました。
午後からは、平和案内人(ボランティアガイド)の説明を受けながら平和公園、原爆落下中心地等の被爆遺構を巡り、原爆の悲惨さや平和の大切さを実感しました。その後、長崎原爆資料館、長崎歴史文化博物館を見学しました。長崎歴史文化博物館では、江戸時代の奉行所を再現した時代劇を見るなど、長崎の文化・歴史について学びました。
今回参加した学生たちは、「核兵器廃絶のためにも全世界で行動していくべきだ。平和の大切さについて学べた。」という感想を述べていました。

被爆体験講話(長崎大学中部講堂)

被爆体験講話(長崎大学中部講堂)    

平和公園での見学

平和公園での見学

平和の泉にて説明を聴く学生

平和の泉にて説明を聴く学生

原爆落下中心地の見学

原爆落下中心地の見学