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「長崎大学と長崎総合科学大学との工学分野における包括 的連携協力に関する協定」を締結

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

3月23日,長崎大学は長崎総合科学大学との間で,「長崎大学と長崎総合科学大学との工学分野における包括的連携協力に関する協定」を締結しました。

本協定は,両大学がそれぞれ有する資源(人材,教育,研究,施設等)を最大限に有効活用し,製造業・エネルギー関連の産業振興や地域創生等の教育研究への相互連携,大型研究プロジェクトへの共同申請なども視野に,多方面にわたり協力することを目的として包括的連携協力の協定を締結することとなったものです。

調印式では,片峰学長が「海洋エネルギー,医工連携など様々な分野で両大学が協力することにより,イノベーションの創出,地方創生に貢献したい。」,貴島学長が「両大学の連携により,エネルギー関連などの共同研究や人材育成による地域社会への貢献を図りたい。」と述べました。

今後は,幅広い分野において連携を強化していくことにより,学生,研究者の相互交流をはじめ,共同による大型研究プロジェクト等への申請など,より一層の学術研究の発展や地域貢献が期待されます。

協定書を掲げる学長

協定書を掲げる学長
(左から貴島学長,片峰学長)

関係者集合写真

関係者集合写真
(前列左から貴島学長,片峰学長,

後列左から野瀬工学部長,田中理事,

石松工学研究科長,調副学長,

黒川工学研究科副研究科長)