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薬学部の学生が第63回日本分析化学会年会で若手優秀ポスター賞を受賞

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
薬学部薬品分析化学研究室の上門由梨奈さん(薬学部薬学科6年)が、第63回日本分析化学会年会(平成26年9月17日・18日・19日)で若手優秀ポスター賞を受賞しました。

同賞は若手研究者、とくに学生の研究を奨励することを目的に、学会期間中にポスター発表した大学院生・学部生の中から優れた研究と認められたものに対して授与されるものです。

受賞対象となった「Sonogashira coupling反応を利用するエチニルエストラジオールの蛍光誘導体化HPLC定量法の開発」は、エチニル基とアリールハライドとのクロスカップリング反応であるSonogashira couplingに基づいて、合成女性ホルモンであるエチニルエスラジオールを蛍光誘導体化して定量する方法の開発に関する研究であり、環境水中に流出したエチニルエストラジオールのモニタリングへの応用が期待されます。

薬学部薬品分析化学研究室の上門由梨奈さん(薬学部薬学科6年)

薬学部薬品分析化学研究室
上門由梨奈さん
(薬学部薬学科6年)