2014年06月05日
大学院医歯薬学総合研究科・新興感染症病態制御学系(国際保健学・博士課程・社会人大学院生)の吉田志緒美さん(国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター勤務)が、日本結核予防会結核研究奨励賞を受賞しました。 同賞は、医療従事者の結核に関する研究を奨励することを目的として、結核予防に寄与する優れた研究と認められた業績に対して授与されるものです。 受賞対象となった「Mycobacterium kansasiiの疫学と分子疫学的研究の現状」の研究は、M. kansasiiの進化・分離頻度の違いに関する基礎的知見を与えるのみならず非結核性抗酸菌症の感染対策の上での最重要課題である、環境からの感染経路の探究に一考を与える独創性の高いものとして評価されました。 受賞式は、平成26年5月10日に長良川国際会議場(岐阜県)で開催された第89回日本結核病学会総会にて行われました。
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吉田志緒美さん
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