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肝移植200例を記念して患者たちが交流

長崎大学病院移植・消化器外科はこのほど、肝移植手術200例を達成し、5月22日、長崎大学医学部で患者さんや医師との親睦を深める交流会を開催しました。

本院の肝移植手術は1997年に開始。当時は保険適用もなく先進医療でしたが、今では月2回ほどのペースで肝移植手術が実施されています。これまでに実施された201例のうち、親族間で肝臓が提供できる生体移植が200例、脳死による移植は1例になりました。

交流会は今回で4回目。患者さんたちが元気な姿で会って親睦を深めてほしいと2001年から開催しています。交流会には患者さんやその家族ら約120人が参加。患者さんたちはお互いに写真を撮ったり、医師たちに近況を伝えたりして、和やかな雰囲気で歓談を楽しみました。

交流会の中で、河野病院長は「移植医療は患者さんのドナーをはじめ、多くの方たちが支え合って実現している医療です。大学病院が提供すべき大切な高度医療の一つとして、これからも院内の全診療科でしっかりと支えていきたい」とあいさつしました。

患者会

肝移植の歴史を振り返るパネル
肝移植の歴史を振り返るパネル

挨拶する河野病院長
挨拶する河野病院長