2014年01月16日
1月6日、長崎大学とカントー大学は学術交流協定に基づく交流推進室設置に関する覚書を締結しました。 長崎大学で行われた調印式では、山下俊一理事、萩原篤志副学長、早瀬隆司水産・環境科学総合研究科長、宮西隆幸水産・環境科学総合研究科副研究科長、橘勝康水産学部長、田井村明博環境科学部長、征矢野清附属環東シナ海環境資源研究センター長、石松惇水産・環境科学総合研究科教授、和田実水産・環境科学総合研究科准教授、また相手側の、Nguyen Van Be国際関係部長、Le Van Khoa研究推進部長、Pham Phuong Tam協力訓練センター長ら関係者立ち会いのもと、片峰茂学長とHa Thanh Toanカントー大学学長が覚書に署名を行った後、交流推進室の看板の除幕を行い、交流推進室が開所しました。 両大学の交流は、平成24年に学術交流協定と学生交流の覚書を締結し学生交流を開始したほか、海洋フィールド生命科学に関連した共同研究を中心に活発な研究者交流が行われています。 今回、研究協力と学生や教職員の交流をさらに発展させ、南ベトナムにおける新たな海洋フィールド科学者育成拠点の創成に寄与することを目的とし、長崎大学にカントー大学—長崎大学交流推進室を、また、カントー大学に長崎大学—カントー大学交流推進室を設置することになりました。 片峰学長は、調印式のスピーチにおいて、日本経済にとって重要なパートナーでもあるベトナムに本学が教育研究拠点を設立することの意義を指摘し、両大学間の交流がいっそう進展するよう期待を述べました。 Ha学長は、カント―大学にとっては初めての設置となる交流推進室が、双方の学生と研究者にとって有益なものとなるよう支援したいと意欲を表明しました。
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覚書に調印したHa学長と片峰学長 関係者の記念写真 |
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