2014年01月08日
長崎大学ロボットサークルは12月7日(土)に福岡市ロボスクエアで開催された日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門主催の学生向け九州地区競技会、「フューチャードリーム!ロボメカ・デザインコンペ2013」に出場し、JAXA優秀賞を受賞しました。 このコンペは指定されたテーマに沿った未来のロボット技術、メカトロニクス技術の提案を募集するもので、機能性や実現性などの技術面と、美しさや使いやすさなどのデザイン面の両面から評価を行なうユニークなコンテストで、本年はJAXAの協賛を受けて宇宙ステーション「きぼう」における宇宙飛行士の生活・活動支援をテーマとした作品の募集が行なわれました。 九州各地の大学から15チームが出場し、7日の決勝大会では一次審査を通過した6チームが宇宙での生活を支援するための様々なロボメカ技術を提案する作品(ポスターおよび模型)を展示するとともに、プレゼンテーションで提案内容の優劣を競いました。 長崎大学のロボットサークルは、空気圧式人工筋肉を用いたロボットスーツと眼鏡型音声映像提示装置を組み合わせることで、宇宙飛行士が船内において人工現実感の元、様々な地上でのスポーツやアウトドア活動等を通した筋力トレーニング、さらに船外活動の模擬訓練を実施可能とするシステムの提案を行ないました。 その結果特にJAXAの審査員から高い評価を受け、「佳作」としての表彰に加えて、JAXAが独自に提供する「JAXA優秀賞」を受賞しました。
JAXA優秀賞
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参加メンバー 展示作品 |
プレゼンテーションの様子
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