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マセノ大学(ケニア共和国)との間の学術交流協定を締結

6月21日、長崎大学とマセノ大学は学術交流協定を締結しました。

長崎大学で行われた調印式では、萩原篤志副学長、石松隆和工学研究科長、夛田彰秀工学研究科副研究科長、青木克己国際健康開発研究科長、一瀬休生アフリカ海外教育研究拠点長ら関係者立ち会いのもと、片峰茂学長とDominic Makawiti(ドミニク・マカウィティ)マセノ大学学長及びDaniel Omino(ダニエル・オミノ)マセノ大学評議員会副議長が協定書に署名を行い、学術交流協定が締結されました。


マセノ大学は、水産・環境科学総合研究科及び工学研究科が実施する「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト」のケニア側カウンターパート機関であり、さらに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と熱帯医学研究所の共同研究「衛生データの健康保健分野での利用に関する研究」(観測データによるマラリア及び下痢症発症予測モデルの確立をめざすプロジェクト)においても、研究サイトのビクトリア湖沿岸にあるマセノ大学と共同研究体制を整えることに合意し、学術交流協定の締結に至ったものです。

片峰学長は、調印式のスピーチにおいて、ケニア及び東アフリカ地域の社会・自然環境等の状況変化に呼応し、熱帯医学に加えて、歯学、水産学、保健学及び工学分野の研究者による調査・研究を実施するなか、今回マセノ大学との国際共同研究プロジェクトを始める意義に触れ、両大学の学術交流発展とアフリカ社会への貢献に対する期待を述べました。

マカウィティ学長は、マセノ大学の使命には研究成果を社会に還元し、生活向上や産業発展に資することも期待されていると述べ、長崎大学との学術交流によりケニアの人材育成が進むことに対する期待を表明されました。









握手するマカウィティ学長と片峰学長

握手するマカウィティ学長と片峰学長

関係者の記念写真

関係者の記念写真