2013年01月24日
工学部が現代GPの支援を得て取り組んできた「健全な社会を支える技術者の育成」の成果をまとめた単行本「安全安心工学入門―安全安心は長崎から―」(古今書院、平成22年3月 )の韓国語版が平成25年1月に刊行されました。韓国の科学技術都市として発展してきた大田広域市(テジョン市)が持続可能な都市の発展のために安全安心の政策を戦略的に展開しており、本書がその理念に合うものとして選ばれ、出版が実現したものです。韓国語版の出版を記念して、1月11日に大田広域市で「日・韓持続可能な都市成長のための戦略―都市安全を中心として―」と題する研究交流セミナー(講演会、パネルディスカッション、出版記念式典)が市の主催で開催されました。 工学研究科から植木弘信副研究科長、林秀千人総合実践教育研究支援センター長と高橋和雄名誉教授が招待され、日韓の安全安心の取り組みについて、市民を含めて考える目的が果せました。 セミナーへの出席を機に、大田広域市で安全安心の研究の技術移転の中核となっている牧園大学校防災情報通信地域革新センターの施設見学や関連分野の教育研究を知るために牧園大学校を訪問しました。今回のセミナーを契機に工学研究科では安全安心に関する大田広域市内の大学との学術交流について協議を進める予定です。 |
出版記念式典の後の記念写真 牧園大学校訪問時の記念写真 |