工学研究科岩尾正倫教授ならびに水産・環境科学総合研究科石橋郁人教授の共同研究グループは、11月28日から30日にかけて東京で開催された第30回メディシナルケミストリーシンポジウムおいて「ラメラリンの軸不斉を利用したプロテインキナーゼ阻害選択性の制御」と題する研究成果を発表し、平成24年度日本薬学会メディシナルケミストリーシンポジウム優秀賞を受賞しました。
本シンポジウムは創薬化学に関する国内最大の学術集会であり、平成24年度の優秀賞は、138件の一般講演の中から、アカデミアに対して2件および製薬企業に対して4件が授与されました。今回の受賞研究は、選択的キナーゼ阻害剤創製のための新しいコンセプトを提案するものであり、がんや神経変性疾患治療薬開発の基礎となるものです。
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