2012年09月13日
受賞講演をする中澤助教 |
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熱帯医学研究所病原体解析部門原虫学分野の中澤秀介助教が9月5日から6日にかけて開催された第53回日本熱帯医学会において相川正道賞を受賞しました。 相川正道賞は故相川正道博士のマラリア学における功績を記念して、マラリア学の発展に寄与した研究・業績に対して日本熱帯医学会が表彰するものです。 同賞はマラリア学における基礎または応用研究において顕著な成果を挙げ、その貢献が著しいと認められるもの、また、原則として毎年1件選考されマラリアの臨床研究・流行対策研究等で顕著な業績を挙げ、疾病克服への貢献が著しいと認められる者が選ばれます。 中澤秀介助教は、永年にわたり一貫してマラリアの研究で優れた業績をあげ、とりわけアジアに分布するサルマラリアの疫学研究で世界をリードする研究 グループを立ち上げ、その報告を重ねたこと、また、国際研究集会も開催するなどマラリア学の発展に大きく貢献したことが高く評価されました。 なお授賞式は9月5日、第53回日本熱帯医学会(とかちプラザ・北海道帯広市)で開催されました。
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