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東日本大震災・支援活動
2017年12月06日
11月28日、29日に医学部良順会館で、長崎大学とフランスの原子力防護評価センター(CEPN)の合同セミナー「Ethics, risk communication and practical radiological culture in postnuclear accident situations: the role of experts in empowering affected people(原子力災害後における倫理、リスクコミュニケーションと放射線防護文化:被災住民を力づけるための専門家の役割)」が開催されました。原子力防護評価センターは、放射線防護分野の調査研究機関であり、昨年長崎大学と学術交流協定を締結しました。フランスのセンター内には長崎大学のリエゾンオフィスがあり、共同研究の推進を行っています。 今回のセミナーには本学の研究者、大学院生に加え、国際放射線防護委員会(ICRP)やフランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)から約50名が参加しました。 初日には長崎大学、広島大学、福島県立医科大学、東日本国際大学(いわき市)から、東京電力福島第一原子力発電所事故当時の各大学の対応について発表されたほか、事故当時に福島県川内村役場の復興対策課長であった井出寿一氏からは事故直後からの自治体の対応について報告がなされました。二日目には、参加者がグループに分かれ、事故後の専門家の倫理的規範や役割、取り組みをどのように伝えていくか、といった点について協議を行いました。 今後、長崎大学とCEPNは、ICRPや国内外の大学等と連携し、災害・被ばく医療科学分野における専門家の育成に向けた取り組みを展開する予定です。 開催内容については、イベントページへ |
東日本国際大学 福迫副学長の講演 |
質疑応答 |
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二日目のグループワーク |
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