福島県大熊町と包括連携協定を締結
2020年08月03日
長崎大学は令和2年7月30日,福島県大熊町との間に,同町の復興と活性化に向けた様々な課題に迅速かつ適切に対応し,活力ある個性豊かな地域社会の形成・発展に寄与することを目的とする包括連携に関する協定を締結し,同町保健福祉課に「長崎大学・大熊町復興推進拠点」を設置しました。 長崎大学は福島第一原子力発電所事故発生直後からいち早く医師や看護師,専門家からなる派遣チームを編成し,福島における原子力災害医療の体制整備への貢献や復興支援活動を行ってまいりました。今回の協定締結及び拠点の設置は,平成25年の川内村,平成28年の富岡町に続くものです。 すでに昨年7月から大熊町における復興支援を開始し,住民の相談事業や戸別訪問,車座集会を通じたリスクコミュニケーションを行っており,今回の協定締結を契機として,これまで川内村や富岡町における活動で得た経験も活用し,被ばく医療の専門的観点から大熊町の復興と活性化に全面的に協力していきたいと考えております。
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復興推進拠点看板贈呈の様子 (左から,吉田大熊町長,河野学長) |
関係者集合写真 |