HOME > 大学案内 > 東日本大震災・支援活動 > トピック > 原爆後障害医療研究所の高村教授と折田保健師が根本匠復興大臣と面談
東日本大震災・支援活動
2013年11月27日
原爆後障害医療研究所の高村昇教授と大学院生で長崎大学・川内村復興推進拠点に常駐している折田真紀子保健師が、11月27日、復興庁で根本匠復興大臣と面談した。
今回の面談は、長崎大学が川内村役場と緊密に連携しながら実施している放射性物質の測定や住民との対話を通じたリスクコミュニケーションの実践が、今後の福島における住民の帰還と地域の復興、さらには住民との放射線リスクコミュニケーションを進めるうえでのモデルであると復興庁から評価されたことを受けて行われたもの。
はじめに、高村教授と折田保健師が根本大臣に、拠点での具体的な活動と長崎大学が20年以上にわたってチェルノブイリで行ってきた医療支援、教育研究活動がその理論的な背景になっていることを説明。その後の質疑では、根本大臣から、長崎大学と川内村が連携して行っている復興への取り組みを他の地域にも広げていくための方策や放射線被ばくと健康についてきちんと説明できる人材の育成を今後どう図るべきかについて質問があり、高村教授、折田保健師から長崎大学の経験を踏まえた短期・長期の視点に立った放射線看護の分野における人材育成について意見が出された。