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  • 受 賞

山本郁夫研究室の知能化海中ロボットREMONAⅢが第10回沖縄海洋ロボットコンぺティション記念大会ROV知能・計測チャレンジ部門にて最優秀賞を受賞

 長崎大学海洋未来イノベーション機構工学研究科の山本郁夫教授研究室の知能化海中ロボットREMONAⅢが、第10回沖縄海洋ロボットコンペティション記念大会に出場し、ROV知能・計測チャレンジ部門で最優秀賞を受賞しました。
 REMONAⅢ(図1)はAI(人工知能)搭載のROV(Remotely Operated Vehicle)で、洋上風力発電モデルを海上に浮かべ、壁面の傷自動検知と潮流や波浪下での傷目標捕捉のための定位置、定角度保持を競う知能・計測チャレンジにてミッションをクリヤし、技術論文発表による学術的評価も鑑み、最高点を得て優勝しました。(図2,図3)尚、本コンペティションは国内外の大学、ポリテク、社会人が開発の水中ロボット20機の参加を得て行われました。RENOMAⅢは、海中の流れの中で自動で目標画像を捉え続けることができることが検証されました。洋上風力発電構造物や藻場の調査への実運用が見込まれ、大会を見学の政府、企業関係者らより厚い注目を集めました。今後の産学官連携への貢献にも寄与することが期待できます。(2024年11月17日)

ROV : Remotely Operated Vehicleの略(遠隔操縦水中機)

山本研究室開発メンバー:海洋未来イノベーション機構山本郁夫教授、
総合生産科学研究科内堀洋教授、盛永明啓助教、中尾亮介技能補佐員、
大学院工学研究科機械工学コース(臺航太朗、木本大晟、時枝快成)
大学院工学研究科海洋未来科学コース(西村怜)
工学部機械工学コース4年(植木凛太郎、増矢航大、市河燦士朗)

図1 REMONAⅢ 図2 大会の様子
図3 表彰式