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カリフォルニア大学ロサンゼルス校と、交流推進に向けたバーチャル交流・意見交換会を開催しました

 2024年7月17日(水)、本学と国際交流協定を締結しているカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が、学術交流協定更新を記念して“West Coast Connection (UCLA×NU)“と題し、交流推進に向けた交流・意見交換をオンラインにて開催しました。
 先方からは国際研究・グローバル担当副学長であるシンディー・ファン教授(Dr. Cindy Fan)と国際交流担当副学長補佐であるキャサリン・ポール先生(Dr. Kathryn Paul)が出席し、本学からは伊東昌子理事(学生・国際担当)、中村渉教授(医歯薬学総合研究科・歯学部)および、昨年UCLAで開催された夏期短期研修(UCLA Summer Sessions)に参加した歯学部3年の齋藤那有さんが出席しました。

交流・意見交換の風景

伊東理事とCindy教授との記念撮影

 はじめに、伊東理事より、7月末に退任されるUCLAのジーン・ブロック(Gene Block)学長と中村教授の共同研究が現在の両大学の交流の始まりであり、交流の継続されていることに感謝の意を表しました。続いて、長崎大学の紹介が行われ、原爆投下という経験を経て、被爆者の医療や疫学調査に特化した原爆後障害医療研究所及び核兵器のない世界を目指す核兵器廃絶研究センターを設置していることが説明されました。また、本学は2020年より「プラネタリーヘルス(Planetary Health)」をスローガンに、特定の学部や専門性、学内外といった枠組みにとらわれることない3つの基本方針である「グローバル・ヘルス」、「グローバル・エコロジー」、「グローバル・リスク」に基づく活動を推進していることが述べられました。これらの特徴から派生して、世界の平和に向き合う学生向けの夏期短期受入プログラム(Planetary Health in Nagasaki)を実施していることが付言されました。
 次に、ファン副学長より、UCLAの紹介を行いました。この中で、UCLAはグローバル都市ロサンゼルスに位置しており、米国における最も優れた公立大学であること、また、世界の切実な問題についての研究を推進し、学問分野、国境、大陸を越えたパートナーシップを築き、学生がグローバルな経験を積むようにその手段を提供する大学であることなど説明されました。
 歯学部生の齋藤さんからは、昨年参加した夏期短期研修(UCLA Summer Sessions)について、講義内容もさることながら、日本人研修者を訪問したり、様々な国籍の学生と交流して生涯の親友を得ることができたりしたのは、自分の人生を変えるほどの素晴らしい経験であったとの説明がありました。
 中村教授からは、実際に訪問し、文化や歴史を体感し、人的交流をすることが両大学の交流推進には重要であるとし、本学でも前述の短期受入プログラムを提供しているため、UCLAからの学生を歓迎する旨、説明がありました。
 最後に、両大学の参加者がWEB会議ツールを通して一堂に会し、バーチャル記念撮影を行い、今後の交流推進に向けた期待を込めた挨拶をもって散会となりました。