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  • 研究

長崎大学医学研究基金奨学金採用者が研究を実施しました

 長崎大学医学部では、学術交流協定を締結しているライデン大学(オランダ)及びヴュルツブルグ大学(ドイツ)との研究者レベルの更なる交流推進を図るため、令和2年4月より、両大学からの派遣研究者に渡航・滞在費(3ヶ月間)を支援する「長崎大学医学研究基金奨学金(通称:NUMF基金)」を設けています。

 コロナ禍により来日ができない状態が続いていましたが、令和4年度より受け入れを開始し、令和6年度はライデン大学Yuan Boonackerさんの受入れを行うことができました。Yuanさんはライデン大学大学院健康と老化コース専攻 修士課程2年生であり、地域医療学の永田教授のもと“離島地区における健診データと介護保険レセプトデータを活用した生物・心理・社会モデルの解析” について研究を行いました。

左:永田教授、Yuanさん、池松医学部長


 研究の一環として、6月14日は離島の拠点病院である五島中央病院を訪問したのち、五島市富江町の住民健診を視察しました。この住民健診は長崎大学が行なっている動脈硬化検診で、「地域における生活習慣が影響を与えると考えられる疾患の追跡調査」の一環として行っている予防事業です。
そのほかにも、在宅医療訪問に同行するなど精力的に活動されました。

本学、離島医療研究所のある五島中央病院の竹島院長を訪問

在宅医療訪問に同行する永田教授とYuanさん