2024年06月04日
長崎大学では、「人類と地球の抱える多様で相互に連関する問題群の解決に向け、学際的にその知を結集・創造することで世界的プラネタリーヘルスの実現に貢献する」ことを宣言し、"グローバルヘルス" "グローバルリスク" "グローバルエコロジー" の3つの分野に貢献する研究と教育を推進しています。
この "グローバルリスク" の最先端研究の一翼を担うものとして、2024 年6 月1 日、グローバルリスク研究センター(Research Center for Global Risk)を設置しました。
当該センターでは、原爆ヒバクの経験を有する長崎大学の歴史と、これまでの平和教育・核兵器廃絶研究において独自に継続的な取り組みや熱帯医学・感染症の卓越した実績を持つ長崎大学の強みを活かしつつ、人文社会科学的叡智を統合し、核の使用リスクや地球環境破壊、パンデミックなど人類の存続に影響しうる地球規模のリスクについての学際的研究を推進していきます。
また、文理協働のもと、国際的な連携や共同研究を実施し、国際社会へのさまざまな提言を行うとともに、次世代の研究者、政策立案能力のある専門家、国際社会におけるリーダーの育成も行う学際的研究創発の場をつくります。
▶プレスリリース(2024.05.28)
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/kouhou/press/pdf/531file1_20240529104806.pdf