HOME > 教育・学生生活 > 授業関係 > 長崎大学ナンバリング・システム

教育・学生生活Education / Student Life

長崎大学ナンバリング・システム

長崎大学ナンバリング・システムとは,長崎大学で開講されているすべての授業科目(教養教育科目・学部専門科目・大学院専門科目等。旧カリキュラム科目は除く)に対し,授業内容・レベル等に応じて特定の記号や数字を付与し,教育課程表やシラバスに記載することにより,体系的な教育プログラムの実現を目指す方法のことです。


長崎大学ナンバリング・システムの統一フォーマット

長崎大学の全授業科目には,以下のような統一した形式でナンバーが付されています。


(表示例)
教養教育科目 教養ゼミナール
GEFY 11111 (通常表示)
GEFY 11111_001 (詳細表示)


授業科目に付けた記号や数字(学部等コードから枝番まで)を「科目ナンバー」といいます。
例えば,教養ゼミナールの科目ナンバーは GEFY 11111 や GEFY 11111_001 となります。


【学部等コード】(表1参照)
 科目を提供する学部や研究科等を表す2文字の英文字です。


【領域/プログラムコード】(表1参照)
  科目を提供する学部等のカリキュラム体系上の大きな区分を表す2文字の英文字です。


【水準コード】(表2参照)
 科目の授業のレベルを示す1桁の数字です。数字と学年は必ずしも一致するものではありません。


【識別コード】
 「領域/プログラムコード」で大きく区分された科目群を更に識別するための3桁の数字です。
  学部・研究科ごとに独自の規則で識別コードが付けられています。


【使用言語コード】(表3参照)
 その科目の授業中に使用される言語を表す1桁の数字です。


【学問分野コード】(表4参照)
 授業科目の内容を学問分野という立場から見たとき,どのように分類されるかを示す3桁の数字です。


【枝番】
 同一科目であるにも関わらず,クラスにより,履修内容が大幅に異なり,区別する必要があるときには,枝番で区別することがあります。
 枝番は1桁の英数字です。


長崎大学ナンバリング・システムの特徴


国際通用性

  1. 海外の大学の代表的なナンバリング・システムと類似のフォーマットにしてあります。
  2. 海外の多くの大学と同様の授業レベル表記(水準コード)としているため,海外から来る留学生や本学から海外へ留学する学生にとって,授業のレベルを比較しやすくなります。
  3. 外国語による授業科目を使用言語コードから判断できます。

識別コードと学問分野

識別コードと学問分野を別々に区分したため,授業科目の履修体系上でのおおよその位置づけが 一目で識別でき,また講義内容がどの学問分野であるのかを把握できます。


ナンバリング・システムの活用方法

表1表2表3で,記号や数字の意味することを理解した上で,便覧等に示された学部や研究科ごとの科目ナンバー付与規則を理解してください。慣れてくると,科目ナンバーを見るだけで,カリキュラム体系上どのような位置づけの科目であるか分かるようになります。


識別コードは,科目群の区分や履修順序の意味を込めるなど学部や研究科ごとに工夫されていますので,科目選択や履修順序を判断する際に利用してください。


シラバスに履修の前提とする科目が科目ナンバーで記載されている場合があります。そのときは,NU-Web の検索機能でどのような科目であるか調べてください。


専門的な学習を行うようになったら,科目ナンバーの学問分野コード(表4)からその科目の学問上の位置づけを把握することで,履修科目の体系に関する理解が更に深まります。


表5は各学部・研究科等の科目ナンバーの一覧です。他学部等の科目ナンバーを調べるときに利用してください。


           
表1
学部等コード(AB) 領域/プログラムコード(CD)
教養教育
General Education
GE
教養教育科目
教養ゼミナール科目FY
情報科学科目IS
健康・スポーツ科学科目HS
英語科目EN
ドイツ語科目GR
フランス語科目FR
中国語科目CH
韓国語科目KR
全学モジュール科目IMA
全学モジュール科目IIMB
自由選択科目OC
放送大学科目BC
留学生用科目EX
多文化社会学部
School of Global Humanities and Social Sciences
HS
多文化社会学科
入門講義科目IL
基礎講義科目BL
リサーチ科目RS
英語モジュール科目LE
中国語モジュール科目LC
オランダ語モジュール科目LN
専門講義科目AL
基礎演習BS
専門演習AS
卒業研究GS
特別研究SS
資格系科目(英語)TE
資格系科目(日本語)TJ
その他LO
教育学部
Faculty of Education
ED
学校教育教員養成課程
学部モジュール科目MC
課程共通(必修・選択科目)CO
小学校教育コース関係科目EL
中学校教育コース関係科目(高校免許科目含む)LS
幼稚園教育コース関係科目(保育士科目含む)PR
特別支援教育コース関係科目SN
経済学部
Faculty of Economics
EC
総合経済学科
学部モジュール科目MC
経済学EC
法学LW
統計ST
国際経済GL
言語LG
経済史・経営史HS
金融・ファイナンスFN
経営学MN
会計AC
他区分ET
教職ED
国際ビジネス(plus)プログラムIB
放送大学科目BC
医学部
School of Medicine
医学科
School of Medical Sciences
ME 医学科 学部モジュール科目MC
医学科ME
医学部
School of Medicine
保健学科
School of Health Sciences
HE
保健学科
学部モジュール科目MC
共通HE
看護学専攻NS
理学療法学専攻PT
作業療法学専攻OT
理学・作業療法学専攻共通PO
歯学部
School of Dentistry
DN
歯学科
学部モジュール科目MC
一般コースGD
歯学研究コースDR
薬学部
School of Pharmaceutical Sciences
PH
 学部モジュール科目MC
薬学科薬学PC
薬科学科薬科学PS
情報データ科学部
School of Information and Data Sciences
ID
情報データ科学科
学部モジュールMC
共通科目ID
インフォメーションサイエンスIS
データサイエンスDS
工学部
School of Engineering
EG
工学科
学部モジュール科目MC
機械工学コースME
電気電子工学コースEE
情報工学コースCI
構造工学コースSE
社会環境デザイン工学コースCE
化学・物質工学コースCM
環境科学部
Faculty of Environmental Studies
EV
環境科学科
学部モジュール科目MC
共通科目 EV
相互的専門科目JS
環境政策コースPL
環境保全設計コースCP
水産学部
Faculty of Fisheries
FI
水産学科
学部モジュール科目MC
海洋生産管理学コースFM
海洋生物科学コースBS
海洋応用生物化学コースBC
海洋環境科学コースES
全コース横断受講科目AC
自由科目FE
多文化社会学研究科
Graduate School of Global Humanities and Social Sciences
HS 多文化社会学専攻
(博士前期課程)
MH
多文化社会学専攻
(博士後期課程)
DH
教育学研究科
Graduate School of Education
ED 教職実践専攻
(専門職学位課程)
 TT
経済学研究科
Graduate School of Economics
EC
経済学研究科
経済学EC
法学LW
統計ST
国際経済GL
言語LG
経済史・経営史HS
金融・ファイナンスFN
経営学MN
会計AC
他区分ET
工学研究科
Graduate School of Engineering
EG
総合工学専攻
(博士前期課程)
機械工学コースME
電気電子工学コースEE
情報工学コースCI
構造工学コースSE
社会環境デザイン工学コースCE
化学・物質工学コースCM
生産システム工学専攻
(博士後期課程)
システム工学コースSS
電気情報工学コースEC
物質工学コースCM
グリーンシステム創成科学専攻
(博士課程 5年一貫制)
次世代エネルギーシステム創成コースGS
先端機能物質創製コース
水産・環境科学総合研究科
Graduate School of Fisheries Science and Environmental Studies
FE
水産学専攻
(博士前期課程)
 MF
環境科学専攻
(博士前期課程)
 ME
(旧専攻)環境共生政策学専攻
(博士前期課程)
 HS
(旧専攻)環境保全設計学専攻
(博士前期課程)
 CP
環境海洋資源学専攻
(博士後期課程)
 DS
海洋フィールド生命科学専攻
(博士課程 5年一貫制)
 DM
総合生産科学研究科
Graduate School of Integrated Science and Technology
ST
総合生産科学専攻
(博士前期課程)
共通MC
共生システム科学コースMS
海洋未来科学コースMM
水環境システム科学コースMW
総合生産科学専攻
(博士後期課程) 
共通DC
共生システム科学コースDS
海洋未来科学コースDM
水環境システム科学コースDW
総合生産科学専攻
(博士課程 5年一貫制)
グリーンシステム科学コース GS
医歯薬学総合研究科
Graduate School of Biomedical Sciences
BM
共通BM
熱帯医学専攻
(修士課程)
 TM
生命薬科学専攻
(博士後期課程)
 DP
医療科学専攻
(博士課程)
 MD
新興感染症病態制御学系専攻
(博士課程)
 IR
放射線医療科学専攻
(博士課程)
 LR
先進予防医学共同専攻
(博士課程)
 AP
保健学専攻
(修士課程)
共通HE
看護学講座NS
理学・作業療法学講座PO
生命薬科学専攻(博士前期課程) MP
災害・被ばく医療科学共同専攻
(修士課程)
共通RD
医科学RM
看護学RN
熱帯医学・グローバルヘルス研究科
School of Tropical Medicine and Global Health
GH
グローバルヘルス専攻
(博士前期課程)
3コース共通CS
熱帯医学コースTM
国際健康開発コースID
ヘルスイノベーションコースHI
グローバルヘルス専攻
(博士後期課程)
GH
NU-LSHTM国際連携グローバルヘルス専攻
(博士後期課程)
JD
プラネタリーヘルス学環
Interfaculty Initiative in Planetary Health
PL Doctor of Public Healthプログラム
(博士後期課程)
 PH
表2
0 :卒業要件外科目(大学入学前に修得する内容の科目,リメディアル科目,卒業要件外授業科目)  
1 :学部専門科目(入門的内容の科目),教養教育科目(語学上級科目,高年次対象科目を除く)
2 :学部専門科目(基礎的内容の科目),教養教育科目(語学上級,高年次対象科目)
3 :学部専門科目(発展的内容の科目),教養教育科目(高年次対象科目)
4 :学部専門科目(卒業論文・卒業研究関連科目,医・歯・薬5~6年科目)
学部科目
5 :大学院(修士・専門職)専門科目(基礎的な内容の科目),大学院共通授業科目
6 :大学院(修士・専門職)専門科目(発展的な内容の科目,研究指導科目)
7 :大学院(博士)専門科目(研究指導科目を含む)
大学院科目
9 :その他(海外への留学を内容とするもの,レベル分けが出来ない科目など)  
表3
1 :日本語で行う授業6 :ドイツ語で行う授業
2 :英語で行う授業7 :フランス語で行う授業
3 :日本語と英語のバイリンガル授業8 :オランダ語で行う授業
4 :中国語で行う授業9 :日本語と英語以外の外国語のバイリンガル授業
5 :韓国語で行う授業0 :(予備)
表4
分野 番号 分野 番号
教養教育・基礎教育
学士課程連携科目
000 ~ 099   数物系科学 471 ~ 511  
情報学 101 ~ 135   化学 521 ~ 544  
環境学 140 ~ 163   工学 551 ~ 616  
複合領域 165 ~ 262   総合生物 621 ~ 661  
総合人文社会 271 ~ 285   生物学 671 ~ 692  
人文学 291 ~ 351   農学 701 ~ 773  
社会科学 361 ~ 424   薬学看護学 781 ~ 855  
総合理工 431 ~ 461   医学歯学 901 ~ 993  
表5
学部 科目ナンバー 研究科 科目ナンバー
教養教育      
多文化社会学部   多文化社会学研究科   
教育学部   教育学研究科  
経済学部   経済学研究科  
医学部医学科       医歯薬学総合研究科 
 

 修士課程

  保健学専攻
  災害・被ばく医療科学共同専攻
 
 

 博士前期

  生命薬科学専攻
 
医学部保健学科  

 博士後期

  生命薬科学専攻
 

 博士課程

  医療科学専攻
  新興感染症病態制御学系専攻
  放射線医療科学専攻
  先進予防医学共同専攻
 
歯学部   熱帯医学・グローバルヘルス研究科  
薬学部   プラネタリーヘルス学環  
情報データ科学部   工学研究科  
工学部   総合生産科学研究科  
環境科学部   水産・環境科学総合研究科  
水産学部